
淫乱なあの子
第4章 生意気年下転校生
あれ…ここは…
目が覚めると真っ先に黒い天井が目に入った
そうだ…あたし柊に。
ハッとしてベッドから起き上がると柊の姿はなくて微かに遠くからシャワーの音が聞こえた
柊シャワーを浴びてる…
柊はあたしが気を失っているから大丈夫だと思ったのか手錠のような拘束は何にもされてなかった
「…逃げるなら今ね」
服は来た時から脱がされていたのでベッドのシーツを体に巻き付ける
そして一切の音を立てずに柊の馬鹿みたいにデカイ家から抜け出してすぐ近くにある自分の家に帰った
鍵はちゃんと閉めたからこれで柊も入れないはず。
そう思うとやっと緊張感が抜けてまた眠気が襲ってくる。
ココ最近SEX続きだったし、疲れちゃうのも無理ないか
なんて頭の隅で考えながらあたしは瞼を閉じた
