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腹黒ドS王子の愛する人

第7章 家族

結局あの後西条と一緒に寝てしまい、起きたら次の日の朝だった。



そして只今俺のマンションに戻ってきているのだが......




「俺は心底お前を信用してないぞ、西条終夜!!!」





そう、朝帰りを兄ちゃんに怒られているのだ。




俺は女子高校生か!!



「すいません桃史さん。」

そう言ってまた西条が頭を下げる。



「まったくだ!!葵を朝帰りさせるなんて!!」



だから過保護だっつの!!!




慧さんに助けて!と目線を送ればやれやれというように
助け舟を出してくれる。



「まぁまぁ桃史、そんな目くじら立てることないだろ。
葵くんはもう子供じゃないんだぞ?西条くんも困ってるよ。」


さすが慧さん!!ナイスフォロー!!

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