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腹黒ドS王子の愛する人

第8章 好きです

「北浜は何でも抱え込むんだからさ、俺にもたまには相談しろよ?」




榊の右手が俺の片手を掴み反対の手が俺の頬を滑る。





「お前のこと、1番分かってるのは俺なんだよ?」




そう言うと榊は目を細めた。




たまに見せるこいつのこの空気。


俺は手を振り払って休憩室を出た。
榊はそれ以上何も言ってはこなかった。

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