テキストサイズ

腹黒ドS王子の愛する人

第12章 両想い












「だからな、あの日は俺の会社のブランドが新店舗を出すってことでそこの確認に行ったんだ。私服だったのは客のふりをするためだよ。」





「そういうことだったのか....!」








あの後起きてから一旦俺の家に帰り泊まる用意をしてからまた西条のマンションにきて、この前の説明を受けている。





俺がこの前見かけた私服姿の西条と美和子さんはデートなんかではなくただの営業確認だったのだ。






「お昼ご飯食べに来たのもあの後打ち合わせするつもりだったんだよ。」





「西条の家で?」




打ち合わせなんて別にどこでも.....




「妬いてんの?」




そう言うと西条がソファに座る俺の頭を撫でた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ