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7:50分





二人で一緒に朝食を食べる。




「うわー、今日もうまそ。」




ホカホカと湯気を立てる朝食を見て西条は嬉しそうに笑う。
この顔を見るために毎日頑張ってんだよな。




そんなことを思ってぼーっと突っ立ってると目の前に影が落ちて軽くキスをされる。



チュッとリップ音を残し西条の顔が離れる。





「いつもありがとな。」





その顔と声の破壊力と言ったら。
朝から心臓に悪いからやめてほしい、俺は顔を真っ赤にさせて西条を椅子に座らせた。







「いただきます。」







西条は一口ご飯を食べると満足そうにはしを進めていく。




その格好はさすがお金持ちと言ったところだろうか、とても綺麗でテーブルマナーは一通り仕込まれているんだと認識できる。