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「今日は仕事しねー....」



「それはだめだろ...お前家つぐんだろー？」






上から覆いかぶさる西条の背中に手を回しよしよしとなだめる。


最近、本当に忙しそうでこんな風に二人で過ごすことも滅多にないから俺だって一緒にずっと過ごしたい。
でもわがまま言って困らせる訳にはいかないし。




「こんな風にお前が甘えるなんてめずらしーな。」



「葵のこと、信頼してる証拠だろうが。」






その言葉に思わず顔が熱くなる。



それは、ずるい....





「嬉しいのかよ？」


「はぁ！？うるせーよ！」




恥ずかしがる俺を楽しそうにからかったあと、温もりが俺から離れていく。



「あっ......」





急に名残惜しいな....