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腹黒ドS王子の愛する人

第22章 秘書の恋人

「秋夜もいく?」



「......この世の中でこんなに崩れた秘書はいないだろうよ....」








呆れた顔をして顔を横に振る秋夜をみて確かに、なんて思う。









昔からずーっと一緒であまり同僚、まして雇い人とは思えないのだ。












「もういっていいぞ。」







カバンを持って立ち上がった秋夜と共に会社を出てそのまま別れると俺は道場へと足を進めた。










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「おっ、来たな聡!」



「このくそじじい!俺はいそがしーんだよ!」



「なに!?このクソガキ!おめーは昔から生意気だったが社会人になっても成長しねーのか!」





そういうと学生時代師匠であった先生がスーツの俺を容赦なく締め上げる。






「おいっ、俺はスーツでっ....!!!」



「やかましい!!礼の道を忘れたか愚か者め!!」

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