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腹黒ドS王子の愛する人

第22章 秘書の恋人

基礎をちゃんと意識しているし、何より相手の行動を読む力がすごい。






「朝霧友喜くんだっけ?結構いいセンスしてるよ。」


「本当ですか!?ありがとうございます!!」






本当に嬉しそうに頭を下げる友喜君を見てまぁ嫌な気はしない。






「本当、少なくとも俺が始めたばかりの時よりは確実にうまい。」






その言葉を聞いた友喜くんは頬を染めて喜ぶ。






その姿は不覚にも可愛いと思ってしまった。








高校一年生、といっても中学生の面影が強く残る外見は幼く、それでいて整った顔は女子に人気そうだ。

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