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快感病院……

第2章 先生

「本田葵さーん」


「は、はい!」




「3番のお部屋にどうぞ」






ついに来た。



扉に書かれた番号を見ながらたどり着いた3番。



コンコン




「…………失礼します」




『どうぞ』




椅子に座っていた先生はおじさんじゃなくて




私と同じくらいの歳っぽい男の人。



茶髪でなんかチャラそう。



看護師さんはバタンと扉を閉めて出ていく。



先生と二人きりに。





『とりあえず座ってください』


と言われたので座る。



対面している状態になった。





『初めての患者さんですよね?』




「は、はい」




『そんな緊張しないで?』






ここまでは普通の病院と変わらない。




違うのはここから………。

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