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貴方が好きなんです!

第7章 記憶喪失って嘘!?



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涼「え!?俺!?俺だよ!涼介!!」

私「涼介君!?あたし…」

涼「なんだ!?具合でも悪いか!?」


やっぱり優しい。
他人の事心配してくれるなんて。

私「ううん…大丈夫…あたしね…ホントは……」

涼「うん。どうしたんだ!?」

私「あたし…記憶喪失じゃないの…」




















涼「は!?」

ごめんね…騙してて…
許されないのは知ってるから…


私「記憶…喪失じゃ…ない…の…」

涼「は!?記憶…喪失じゃないのかよ!?」

私「……うん…ごめんなさい」

涼「お前 最低だな…じゃあ 今までのは“演技”ってわけか…俺らを騙したんだな…どれだけ 皆が心配したと思ってんだよ!」

私「…ヒック…ごめッ…ん…なさッ…い…ヒック…」


ホント ごめんなさい…
神様 ごめんなさい…
騙した皆さん ごめんなさい…

あたしは謝り続けた――…

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