貴方が好きなんです!
第7章 記憶喪失って嘘!?
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涼「じゃあ,言ってみろよ」
こんなこと,やらなければ良かった――…
あたしは後から後悔したのだ。
私「聖璽君が…あたしの…事好きなの分かるよね!?」
涼「知ってるよ。聖璽がどうしたんだよ…」
私「実は…コクられたの…」
涼「は?いつ?」
私「あたしがトイレの方に逃げた日……」
そう…あれは…
聖璽君にコクられた…。
あたしは振ったんだよ!?
なのに,“俺は諦めねぇから”
その一言が頭の中で横切った。
涼「あぁ…あの日か…」
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