箱……護
第1章 取調室の甘時
「―――…僕は…
恵美をホントに愛しています…
僕のすべてに…彼女をしたくて…
プロポーズして――――…
ホントに幸せ…なんですよ…僕たち…
彼女の笑顔…涙…息づかい…
すべてが僕に染み込む――…」
有馬に愛されている遠藤 恵美…
彼女は…幸福者だ……
「貴方は――――…恵美さんをホントに愛しているんですね―――――――…」
「ええ――――…
今日も、早く…彼女を味わいたい―――――――…」
だから―――――…
綺麗な顔して…下ネタ言うなよ…
女は…このギャップに弱いのかな?
解らなくもない……綺麗な有馬から出てくる下ネタは…
綺麗な下ネタに聞こえる…
……はぁ…俺…バカみたい…