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第11章  脅迫


ユウト先輩の話を聞きながら当時のことを思い出し

怖くて体が震えた

震える手をアツシ先輩が握る
ギュ
暖かい手…

アツシ先輩を見ると大丈夫だって心の声が聞こえた気がした

不思議と恐怖は薄れ
体の震えも収まった

力強い眼差し
隣に座ってるだけで全て包まれてる気がする

ずっとアツシ先輩の側にいたい

なんて不謹慎かな

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