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第20章  エンディング


あまりに仲良くなったので

「オレをのけ者にするな」

とアツシ先輩はヤキモチを焼く

「私の心はアツシ先輩のモノだって言ってるのに」

目を閉じると
今でもあの光は私の中で
輝いている

あなたに恋に落ちた瞬間

もしかしたら…

ずっと輝き続けるのかもしれない

おばあちゃんになっても


そんな気がする


「心だけ?」

アツシ先輩の目がギラギラ光る
またブレーキ故障したのかしら

「体だけほしいんですか?」

ちょっと強めに質問すると

シュンとして
「両方ほしいなぁ…」
なんて欲張りなことを言うから


私は甘やかしたくなってしまう

「じゃあ…私にも両方ください」

そう言うと

あの日と同じ照れた笑顔で

「カナエ…大好きだ」
耳元で甘く囁いてくれた




Happy end
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