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第13章  告白


アツシ先輩の手に力がこもる
体にも力が入ってる

今度は私が、そっと手を握った

ずっとタケル先輩の話を聞きいってたアツシ先輩は
振り返った

さっきアツシ先輩の気持ちが伝わったみたいに
私の気持ちが届きますように

アツシ先輩の手をギュっと握った

アツシ先輩は一人じゃない

少し驚いた顔だったけど
すぐに微笑んでくれた

良かった…ちょっとは伝わったかな?

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