
光
第14章 作戦決行①
値段が怖いからユウト先輩に注文はおまかせした
ビビりまくる私に
「ランチはディナーより安いんだよ?
大丈夫♪」
…本当に?
「それにレディに支払いなんてさせないからね?
これデートなんだよ?」
えー
おごりってこと?
なんだか申し訳ないよ…
「それにこれは作戦なんだよ?
僕が狙われてるんだから
カナエちゃんは付き合ってくれてるんだし
バイト料みたいなものだよ?ね?」
ユウト先輩は本当に優しいなぁ
そして…口が上手い
いつも知らない間に操縦されるっていうか
なんていうか
