
光
第14章 作戦決行①
その後
美術館の庭をお散歩
静かだなあ…
緑が綺麗!
薔薇のアーチって…超メルヘンだよ〜
「うるさい所って苦手なんだ
人混みも嫌い
静かに読書してるほうが好き
本当はさ…もっと学生らしいデートコースがいいかな?って思ったけど…
無理しても仕方ないし
僕の表情から無理してる感出たらせっかくのデートも台無しだし
でも…心配だった
退屈じゃなかった?」
不安そうなユウト先輩
私は力いっぱい頭をふった
「すごく楽しかったです!」
気持ちが伝わるように笑顔で答えた
「やっぱり…カナエちゃんは僕が見込んだ通りの子だなあ…
もう〜
彼女だったらここで最高のラブシーンに入るとこなんだけどな…」
また10倍増しくらいの色気がっ
