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第4章  キス


泣きすぎてまぶたが重い…

先輩の匂い
暖かさ
心臓の音

どれをとっても安心する材料しかなくて

睡魔が夢の世界へ連れていこうとする

うつらうつらしていると
また耳元で
「キス…イヤだった?」
と先輩の囁きが





キス…







キス!?

パチパチまばたきして
まじまじと先輩を見る

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