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第1章  ストーカー!?


みるみる涙がたまってきた
けど知らない人の前で泣きたくない

ぐっとこらえて

「ストーカーなんかじゃありません!!」

その人を睨み付けた

だってストーカーなんかじゃないもん!!

ただタケル先輩のことが好きなだけだもん…

人にとやかく言われるようなことしてないもん…

目を反らしたらなんか負ける気がして
奥歯を噛みしめて
手を硬く握り
真っ直ぐにその人を見つめた

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