テキストサイズ

第4章  キス


「先輩…
忘れられそう…?」

気になってたこと
また
勝手に口から言葉がでる

「え…?」

不思議そうな先輩

「イヤなこと…忘れられそう…?」

質問の意図がわかったのか
先輩はクスッと笑って

「すっかり忘れてた」
私の言葉のせいで思い出しちゃったみたい…

「忘れさせて…?」

そう言って目を閉じた

するとさっきは全然違うキスがふってきた

お子様の初心者マークの私には
激しくて息つぎもわからない
とうとう酸欠になったのか
意識を手放した…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ