Beautiful Love
第4章 俺様最悪保健医
私って本当に可愛げないよね。
ちょっと飽きられたからって落ち込んで、勝手に突き放して。
あっちだって望んだ縁談じゃないって分かってるのに。
「ごめん、言い過ぎた。けど、もう帰って。許嫁の話は破棄で。」
私はそう言うと自分のベッドで布団を被った。
子供だってわかってる。困らせるだけだって分かってるけど…
・・・もう、分かんないよ…
「・・・悪かった、ごめんな。でも、俺別に御前の事嫌ってる訳じゃない。俺今、御前に恋愛感情持ってる訳じゃねぇ。けどこれから、恋愛感情が沸いてくるかもしれない。」
そう言うと彼奴はベッドに乗ってきた。
「御前が俺の事好きって言わせる迄俺、バンバン落としてくから。御前が俺の事しか考えられねぇくらいに。だから俺と
付き合ってくれないか?」