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Beautiful Love

第6章 彼奴とまさかの同居生活





 「ほら、とっとと準備しろ。」


 「準備って何すんのよ。っていうか、あんたは準備しないの?」

 「なに、心配してくれてんの?」

 「うるさい。」

 「可愛い。」

 「意味わからん。」

 「そういう所。御前ツンデレだろ?」

 「ヤバイ、ホントに意味わかんない。」



 ・・・一人で爆笑してる高橋は無視して、準備ってホントなにすんだろ。


 取り合えずキャリーバックか?うー、でも全部入るのかな?


 「そんなこと気にしてねぇで必要最低限のもんだけ詰め込め。」


 「でもあっちいってなかったらやだし。」

 
 そう、私は心配性なんだ。


 ペンポーチには消しゴムが3個なきゃ落ち着かないし、どっか旅行に行くとき、生理が被ってたら例えそれが日帰りでも、15枚は持っていかなきゃ気がすまない。


 「別にいつでもここに帰ってこれるんだから帰ってこりゃいいだろ?別に俺だって鬼じゃねえんだから必要なもんくらい買ってやるよ。」



 ふーーーん・・・。


 「・・・ありがと。」



 優人side


 (ヤベェ、超可愛いじゃねぇかよ・・・)

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