
Beautiful Love
第7章 二人の新居
二人の荷物を車に乗せて高橋が向かったのは、1丁目の所謂”高級住宅地”。
車が停まったのは、高橋のマンションよりは小さいが、充分すぎる程大きなマンションの駐車場。
家賃とか絶対ヤバイよね・・・?私も払うんだよなーー・・・。
そのマンションのロビーはまたもや素晴らしいことに・・・。
声も出ないわ。
そして受付の綺麗なお姉さんに案内された部屋は<52A207>号室。
52階 A棟 207号室という意味らしい。
んでもって入るとこれまた凄いこと。
大理石っぽい床と輝くシャンデリアっぽいの。
このマンションは珍しい、メゾネットとかなんとかいう、二階建てのマンションらしい。つまり、二階分が一人分・・・みたいな?
んでもって私は今、お部屋を探索中。
「お前、子供だな」
なんて声は睨んで黙らせる。
優人side
なに上目使いでこっち見てんだよ・・・っ。俺の理性崩す気かこら。
