Beautiful Love
第10章 新生活は波乱の予感
どーしよっかなーー・・・。むむむ。
あら。
・・・このベッド、下に収納スペースがあるではあーりませんか。
わたくしの考えは、
あらかじめ収納スペースに半分隠れておく→大音量で音声を流す→隠れる
以上。
ただ問題は、私が音声に耐えられるかってことだ。今まで男性経験の欠片もしたことがない私には、刺激が強すぎて・・・。
いやいや、頑張れ夏美!
よぉし。作戦実行!!
まず半分隠れて、再生準備。
再生したらベッドの上にスマホをおいて、すぐ隠れる。
・・・・・・う”。緊張する・・・。
うっしゃ。やるか!
まず隠れて再生準備・・・っと。
ーーーーガサガサーーーーピッ
『んっ・・・あっ・・・』
ヤバイ!?うっかり再生してもーた。
とにかく隠れなきゃっ!!
『やぁんっ・・・ダメ・・・・・・んっ・・・あぁっ・・・イっちゃ・・・うっ!・・・んぁぁ!!』
相変わらず激しい・・・。耳塞がないと、夢に出てきそう。
ていうか、高橋起きた?
ベッドから全く音とか声が聞こえない・・・。
もしや死んでる?
ちょっと覗いてみようか・・・な?