
襲われちゃう女の子
第1章 彼氏の友達
「健一って口軽いから、直ぐ言っちゃう」
「え、え?」
「あぁ、でも安心して?多分俺以外には言うの我慢してるみたいだから。つぐみちゃんに嫌われたくないんだろうね」
どうしよう、逃げなきゃ。この人本気だ。
私と健一が付き合ってるの知ってて手を出したなんて一般常識じゃ絶対あり得ない。
私はどうにか逃げ出そうと慌ててドアの鍵を開けようとしたが牧原くんに押さえ込まれ、両手を片手で頭の上に縫い付けられた。
「いや、ぁっ」
「黙って、五月蝿いよ。ていうか何今さら。さっきはあんなに気持ちよがってたじゃん」
「ちがっ、あれは……」
牧原くんが器用に私の服を脱がしていく。あっという間に前をはだけさせられた私はブラジャーを彼に見せている状態になる。
牧原くんの手がブラの上から私の胸に触れる。
「ふーん、意外とおっきいんだね」
「や、やだ……」
「やだって言ってるけど力弱いよね。それで抵抗してるの?」
「っ……」
「まぁ、何言ってももう止まってあげないけど」
つぐみちゃんの体は俺のものにするって決めたから。
そう言うと彼は私の背中に手を回し、ブラのホックを外した。
