
襲われちゃう女の子
第3章 家庭教師のアルバイト
「はっ、ぁあっあっ」
部屋に響く甘い喘ぎ声と何かがぶつかり合う音。
彼は後ろから私の口の手で塞いだ。
「こら、下にいる母さんにバレるよ?」
「ん、んんっぅ」
「それとも、」
我慢出来ない?、とゆるゆると彼はナカを突いた。
廉くんのベッドの上でバックで犯されていた私はその言葉にふるふると首を横に振った。
そして小さな声で抵抗を表す。
「駄目、だよ。こんなことっ」
「でも俺真面目に勉強してるよ?学校でもサボってないし。美奈子ちゃんはそんな俺に御褒美あげなきゃ駄目でしょ?」
そう、これはセックスという彼へのご褒美なのだ。いつからそうなったのか知らないけれど。
家庭教師の日は大抵彼に犯されるようになっていた。それが家にお母さんがいようといないと関係ない。
「や、だ、やだぁっ」
「やだ?だったらこのアルバイトやめればいいのに」
「っ……」
「やめないってことはさぁ……」
そう言って彼は私の背中をツーと指で撫でた。
それだけでナカがよく締まるのを感じる。
「俺とのセックスにハマっちゃってるんでしょ?」
耳元で囁かれたその言葉にかぁっと顔を赤くする。
「俺と付き合ったら美奈子ちゃんのことめちゃくちゃ甘やかしてあげるよ?」
「んぁあっあっあっ!」
「奥の奥まで愛してあげる。こうやって、ね?」
「んん、ぁ、ふぁっあっ」
激しくなる律動に私は枕に顔を埋めながら耐える。
「ね、好きだよ」
それは悪魔の囁きだ。
《おわり》
