
襲われちゃう女の子
第4章 彼氏のお兄さん
そうですよと言えば後ろからクスクスと笑い声が聞こえる。
「それでも俺を選んだのは楓だよね」
「っ、だからあの状況で!」
「あーあ、素直になって欲しいかな」
「ひゃっ……」
彼はそう言うと後ろから無防備な私の胸に触れる。揉まれながら指先で先端を刺激され、私は静かに体を震わせた。
「あ、宗介さっ……」
「セックスの時にしか素直にならないなら仕方ないよね」
「仕方ないって」
「ここでもしようか、セックス」
スッと彼の手が私の下半身を撫でる。ベッドの上で激しく求められた私の体はもう限界に達していた。
しかしそれも気にせず、宗介さんは更に私のことを求めた。
だけどそれが不思議と嫌じゃなかった。
「お風呂の中なのにヌルヌルしてるの分かるね」
「あ、あっ」
「今日はたーくさん、愛し合おうね」
首に噛み付かれた私は更に甲高い声を上げた。
彼との甘い時間はまだまだ続きそうだ。
