
襲われちゃう女の子
第5章 敏感な体で
「ふぁ、あっあん!」
気持ちいい。何も考えられなくなる。
「奈々ちゃん、何歳?」
「あっ……ん」
「何歳?」
「っ……17」
「、……へぇ?」
答えるとナカに入っていた彼の質量が大きくなった。
「女子高生とヤレるなんて、最高」
「んぁ、あああっ!」
「はぁ、本当にエロいよ。奈々ちゃん」
私は着ていた服を全て剥ぎ取られ、下着姿で洗面台の前に立たされていた。
ブラはホックを外さないままたくし上げれ、豊満なバストが飛び出し、ショーツは途中まで下がられたまま、中途半端に膝付近で止まっている。
「あぁああっ、ま、待って」
「待たない」
「あ、あっあっ、あんあ! イクッ!」
これでイカされるのは何度目だろうか。脱力する私の体を支えると彼は「大丈夫?」と顔を覗き込む。
私は彼の顔を火照った目で見つめた。
「(この人、名前なんだっけ)」
あぁ、田中さんって言ったかな。田中さんのセックスの気持ちいいなぁ。
田中さんと出会ったのは10分前、このラブホテルの前だった。
10分でこんなことにまで及んでいる理由は沢山あるけれど、まずは彼の顔がなかなかいいことが挙げられる。
この顔のレベルならセックスぐらい許してもいいだろうと思った。
