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家政婦ノオシゴト

第5章 真実

小柄な割りには、仕事はてきぱき済ませる。そこは結構気に入っている。

「で、お仕置きってなんですか?」

昨夜、茉莉華が寝ている時に考えた“お仕置き”だ。

「彼氏の事を聞かせて。」

自分でも何でこんな事を知りたいのか分からなかった。

ただ単に、昨日の腹いせなのかもしれないが…。

反抗的だった茉莉華は素直に話始めた。

「私は中学生に上がったばかりの頃…」

茉莉華の話によると、偶然隣の席になったのが彼氏だったらしい。

馬があったようで、打ち解けるのもそんなに遅くはなかった。

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