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家政婦ノオシゴト

第7章 亀裂

首にはスカーフを巻き、ポンチョ風の肩掛けを掛け、下はジーンズ。

夏だというのに暑苦しい。

それもこれも、全て湊のせいだ。


でも一瞬だけ、ほんの少しだけ、彼にされるのが嬉しいと思ってしまった。

情けないし、恥ずかしい。

そして…


「ごめんね…みなぎ君…」

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