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ペットではなく家族です。

第7章 葉子の場合



ひかり「私の事務所、恋愛禁止なんです
それに40代はちょっと…」

葉子「じゃあ何で脱ごうとしたの」

ひかり「口で言うより見てもらった方が
早いと思って」


そう言うと
ひかりはシャツを脱ぎ捨て
ブラを外すと裸の胸元を二人に見せた

そこには…


寛一「あ、これは…なるほど」

葉子「紫の蝶?」

ひかり「…」


ひかりの胸元
左胸には紫の蝶がいた
ぱっと見、薄いシールのように見えたが
それはシールではなくタトゥー
入れ墨だった


ひかり「当時付き合ってた彼に誘われて
やったんです」

寛一「でも君、確か…」

ひかり「グラビアの時は水着で上手い事
隠してました」

寛一「ギリギリの場所だね」

ひかり「でもこれからは女優業を中心に
活動していく事になって演技をするのは
好きだから嬉しいけどマネージャーには
消せって言われてて…」

寛一「君は消したくないの?」

ひかり「…はいっ」

葉子「…」


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