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ペットではなく家族です。

第8章 アポロの決断



香織「あの、すいません…」

ユリの姉「ごめんなさい、まだ準備中で
営業してないの」

香織「あっ私、お客じゃなくてユリさん
の紹介で」

ユリの姉「ユリ、あぁ由佳ね」

香織「由佳?」

ユリの姉「ユリの本名、ユリは源氏名よ
ちなみに私は明、よろしく」

香織「佐倉香織です、よろしくお願いし
ます」


180はありそうな身長に切れ長の目
筋の通った高い鼻に
綺麗な唇

声は低音ボイスでユリとは正反対の
クールビューティだった


明「…」

香織「…あの…何か…」

明「かわいい顔」

香織「えっ」

明「色々大変だと思うけど頑張って働い
てね」

香織「はいっ、頑張ります」

明「(笑)」


明日から働く事になり
住む場所が決まるまで店の二階
明が自宅として使ってる空き部屋を借り
れる事に

そうなると紹介しないといけない
あの子の存在が…


香織「従兄弟のアポロです」

明「アポロ?へぇ~変わった名前ね」

アポロ「…」

香織「アポロ、挨拶して」

アポロ「…アポロです…よろしく」

明「明よ、よろしく」

アポロ「…」


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