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ペットではなく家族です。

第13章 亀吉の迷い



愛莉「…」


やっとわかった
結菜が愛莉に怒ってた理由

それは隼人と付き合ってたからではない
付き合ってる、付き合ってない
そんなの関係なかった

ただ愛莉の口から聞きたかったのだ
噂で聞くのではなく
直接…


愛莉「…でも結菜、話そうにも私の話し
聞いてくれ…」

結菜「この話しはもう終わり」

愛莉「…」

結菜「隠し事はもうないよね?」

愛莉「あ、えっと…」

結菜「何」

愛莉「…実は、ね…私…」


少し迷ったが
いつかはバレる事だし
亀吉の存在を亀吉が好きな事を話した

亀吉の正体が亀という事は伏せ
親戚という事にして…


結菜「亀吉って変な名前だね」

愛莉「ははは…」

結菜「その人いくつ?」

愛莉「いくつだろう…20歳は過ぎてる
と思うけど24、5かな」

結菜「24、5か…」

愛莉「…何」

結菜「12歳歳、大きくなればそんなに
気にならないと思うけど愛莉まだ中学生
だし…」

愛莉「だから?」

結菜「世の中には亀吉さんをロリコンだ
って思う人もいるって事」

愛莉「…」


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