ペットではなく家族です。
第14章 クロ様の覚悟
新之助「ちょっと見て回るから欲しい物
選んどいて」
朱美「うんっ…」
食事を終え
次に向かったのはスーパー
24時間営業の店で食料品以外にも
下着や、ちょっとした電化製品などが売
られていた
クロ様「よし、朱美行くぞ」
朱美「あ、待ってよ」
カートを押しながら
次々と品物をカゴへ入れるクロ様
朱美も最低限な物を選びカゴに入れるが
カゴの中はクロ様の物で
いっぱいだった
クロ様「これくらいかな、朱美は自分の
欲しい物、選んだか?」
朱美「ぅんっ…」
歯ブラシやタオルなど
色々と選んだが本当に必要な物
下着や生理用品などをカゴに入れる事は
出来なかった
朱美「…」
クロ様「朱美」
朱美「?」
クロ様「これっ、必要だろう」
朱美「…クロ様」
クロ様が持って来たのは
新品の下着、数枚と生理用品だった
クロ様「必要な物なんだから恥ずかしが
ってないで買ってもらえよ」
朱美「…ぅんっ」