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ペットではなく家族です。

第16章 奈穂子の結末



奈穂子「だって省吾、交通事故に遭って
病院に運ばれたって」

省吾「確かに交通事故に遭って病院には
運ばれたけど、軽い骨折」

奈穂子「骨折…」


確かに
右腕にはギブスが
頬に少しかすり傷が見られたが
それ以外は特に怪我をした様子はなさそ
うで一安心


看護師「検査の結果、問題もなかったの
で今日はお帰り下さい」

省吾「ありがとうございました」

奈穂子「お世話かけました」

看護師「お大事に」


利き腕を骨折した為
奈穂子がしばらく世話する事に
彼女だし身の回りの世話をする事に抵抗
はないが…


奈穂子「省吾、カレー食べる?」

省吾「食べる食べる」

奈穂子「すぐ準備するね」

省吾「ありがとう」

奈穂子「…」


今のこの状況、自分と省吾の関係は
彼女?元カノ?女友達?

それとも…


奈穂子「…はぁっ」

省吾「奈穂子、鍋、大丈夫?」

奈穂子「…」

省吾「奈穂子、鍋!!」

奈穂子「えっ鍋、あああっ!!」

省吾「…焦げた」

奈穂子「あぁカレーが…」

省吾「…」


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