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ペットではなく家族です。
第20章 愛莉の結末
愛莉「…」
亀吉「愛莉がいいなら…」
愛莉「…いいよ」
亀吉「…」
愛莉「…!?」
まさか…
まさかまさか!?
冗談かと焦るかと思ったが
亀吉の反応はまさかまさかの反応で
本気なのか…
亀吉「…」
愛莉「あ、ちょっと待って」
亀吉「無理…」
愛莉「えっ、あ、ンンッ!!ん…」
顎を掴まれ
上に向かされると
亀吉の唇が自分の唇を塞いだ
息が出来なくて必死に抵抗する愛莉だが
亀吉のキスは激しくなる一方で
腰に力が入らず…
愛莉「んッ…ぁあ!!っ…」
亀吉「おっと」
愛莉「…ハァハァ…」
亀吉「大丈夫?」
愛莉「…大丈夫…じゃ…ないし…」
亀吉「ごめん」
愛莉「…」
自分を見る亀吉
その目はいつもの目とは違い
目の奥に亀吉の想いを本気を感じ取る事
が出来た
亀吉「僕は本気だよ」
愛莉「…」
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