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ペットではなく家族です。

第20章 愛莉の結末



愛莉「…私だって」

亀吉「今度は優しくするから」

愛莉「…ぅんっ」

亀吉「…」

愛莉「ンッ、ん…ぁ…っン…」


さっきとは違う
包み込むような優しいキス
立ち上がり亀吉の背中に腕を回そうとす
るが
足に力が入らず腰から落ちるように
座り込んでしまった


愛莉「…っ、ハァハァ…ハァ…」

亀吉「愛莉…」

愛莉「…ぁ…待って…」

亀吉「何」

愛莉「あの、えっと…その…」


胸元を隠すように
服を寄せ下を向いてしまった愛莉
ここまできて嫌になったわけではないが
今になり気づいた事がある
それは…


愛莉「…私…私の…」

亀吉「何?」

愛莉「…小さいから…その…」

亀吉「小さいって胸?」

愛莉「…ぅんっ」


愛莉は今、中学一年生
成長期でまだ成長過程だったが
大きくなる様子は一向になく小さいまま
こんなんじゃ…


愛莉「だから…」

亀吉「小さいとか関係ないよ」

愛莉「…」

亀吉「結局、大事なのは誰かって事」

愛莉「あ…っ…」

亀吉「だから大丈夫だよ」


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