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ペットではなく家族です。

第21章 ピー子の場合



龍之介「…」

愛「…あの…龍之介さん?」

龍之介「愛、好きだよ」

愛「!?」

龍之介「好き」

愛「ンッ、んん…っ…ぁ…」


髪を撫でながら
愛にキスをし路地裏へ連れ込んだ龍之介
路地裏とはいえ一歩外に出れば
大勢が行き交う繁華街

声を出せばバレてしまう
逆に助けを求める事も出来る状況
戸惑っていた様子だし逃げ出すかと思っ
たが愛は…


愛「…」

龍之介「…逃げるなら今だよ」

愛「…ぅうん…」

龍之介「…」

愛「逃げません…私も龍之介さんの事が
好きだから…だから…ンぁッ…」

龍之介「…」


言葉を遮るように
唇を重ね服の中に手を忍ばせた
外気に触れ愛の体がビクッと反応したが
なだめるように抱き寄せ
腰を押し当てた


愛「…ぁ!?っうう…」

龍之介「愛、俺達は今から恋人同士だよ
いい?」

愛「恋人同士?」

龍之介「だからセックスしても問題ない
だって恋人なんだから」

愛「…ぅんっ」


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