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舞は 仕事がひと段落落ち着き そろそろ帰る準備をしようとした時に 梶原から メールが来てるのに気付いた。

…今度の土日 一緒に旅行行かないか？ 俺もなんとか 休み取るし 舞も 梨花ちゃんをご両親に預けたら？
こんな チャンス いつあるかわからないから 出掛けようよ…

と言う 内容だった。 正直 涼太や梨花に罪悪感がある。

しかし もう舞は 梶原と一緒に過ごしたい気持ちの方が強かったので 了解した。

梶原も

…よかった！ 舞…色々 サプライズを考えてるから 楽しみにしててね！ 愛してるよ！…

と返事が来た。

サプライズ…？ なんだろ…

そう思って 帰ってる途中で 梶原家の奥さんとバッタリ会った。

舞は 一瞬 ドキンとして 思わず目をそらしてしまった。

「あらーー！沢村さん お仕事の帰りー？ 沢村さんは いつもお綺麗ですねー！ 梨花ちゃんやご主人には 自慢のママでしょうねー？」

何故か やたら オーバーに褒めてる気がする…

「いえ…そんなことは…」

舞は なんだかドキドキして 挨拶もそこそこに自宅に入った。

なんか 少し嫌味みたいな言い方に聞こえたのは 気のせいだろうか。


そして 晴天の土曜日が来た。

梨花は なんとか 両親の所にお泊まりさせ 自分は同窓会があると話した。
ごめん…梨花。

舞は 朝早く 梶原との 待ち合わせの 裏通りに駐車場に行った。

舞が現れるのを見つけると 優しいにこやかな笑顔で 助手席に乗せた。

そして すぐに 舞を抱き寄せると たまらないように キスをしてきた。

「舞… 今日の旅行 楽しみだよ。嬉しい」

「…う…うん。」 舞は 複雑な気持ちで 頷いた。

「ところで 舞…？ 俺との 約束して来た？」 梶原は ニヤリと笑って聞いて来た。

「…うん…」

舞は 真っ赤になって モジモジして 脚を恥ずかしそうに擦り合わせた。

梶原との約束は ノーパン ノーブラ ミニスカートで来る事だっだ。
ストッキングも 履かないように…ということだった。