無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

仕事の合間友人に頼まれ間バイトで少年に出会った。
万引きをした理由は知らないが根はおそらくいい子だ。
俺に言われた通り仕事をしとりあえず連絡先まで教える素直さ。
一瞬だけ見えた首筋の締め付けたような跡以外は気になることなんてなかった。
二度と会うこともないと・・・
それが気まぐれでとおった裏道で
それも、昨日の今日で会うとは夢にも思っていなかった。
体調不良か・・・
熱も高いし、とりあえずマンションで寝かせておくか。俺も仕事だしな・・・
心配だが
そう思いながら頭を撫で、ケータイを手にした。



「杉野か？
ああ、悪いが少し遅れる。」


ケータイで職場に連絡を入る。
直ぐに了解したと返事をくれる。
詮索しない辺りさすが優秀な秘書を持ったと感心した。