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過ちは奇跡ですか?

第4章 目が覚めて

枕元に置かれたスマホが音をたてたのと同時くらいに目が覚めた。
スマホに目をやると数件のメールが入っていた。


「高嶺さんからか・・・」


メールの送り主は今俺がいるこの家の家主。
どうやら心配してメールしてくれたみたいだけど何て返せば良いかわからなくて結局放置してしまった。



「喉かわいた。」


ふと目をやると水筒がおかれていた。
どうやら自分のために用意されているようだと手紙から察した。


「飲んで・・・いいんだよね」


返事はないけどなんとなく聞いてしまう自分に少し笑いつつ一口二口水を飲んだ。

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