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過ちは奇跡ですか?

第4章 目が覚めて

トイレにいきたくなり立ち上がると一瞬目が回った。


「吐き気は治まったのにな・・・」


壁に手をあてながら歩いているとふと、違和感を感じた。


「あれ・・・
服・・・!!!」



見られた?
そう思うと頭が真っ白になり血の気が引く。
みる人が見れば胸元の後がなにかわかる。
そうなればきっと俺がそういう人間だって思われてしまう。



「父親となんてばれたら・・・」


そう考えれば考えるほど吐き気が込み上げてきた。

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