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過ちは奇跡ですか?

第1章 見つかった

「そうそう。良い子だ」

「んっ、ふ」




なんで?
何でこんなことになってるんだっけ?


「ほら、もっと」

「も、むりっ」

「無理なんて嘘ばっかり」

「ほん、とに・・・も、許して」

「仕方ないなー」




お兄さんに言われ俺は持たされていた荷物を下におろす。
大量の在庫整理に付き合わされ腕は限界を越え悲鳴をあげていた。
重力をもろに感じているそんな気がするくらい腕は重く俺の体力は底をついた。

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