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覚醒

第2章 好奇心

真実は、慌てて写真を広い集め、見間違いではないかと目を疑い、改めて写真を見直したが、そこには、紛れもなく、あられもない姿の両親が、写し出されていた。

父のそそり立つ肉棒が、母のおソソの中に挿入っている。

真実が小さい頃は、父と一緒によく風呂に入っていたので、父のモノを初めて見た訳ではなかったが、性的な意識で見たことなど当然なかったし、記憶にある父のモノと、この写真に写し出されているモノとでは、全く別のものとしか言い様がない程、その形状は、違っていた。

写真の中の欲望を湛えた父の肉棒は、大人の男そのものだ。

太くて、陰茎の部分は脈打つような血管が浮き出ていて、所々イボのように膨れている。

その太い竿は、母の愛液にまみれ、いやらしく濡れ、光っていた。

また、母のソコは、以前手鏡で見た自分のものとは全く違い、大人の女そのものだ。

艶やかな陰毛の下に、熟れたサーモンピンクの割れ目が大きく口を開き、父の巨大なモノを咥え込んだ淫肉は、ナメクジのように肉棒に絡みついていた。

別の写真には、母のおソソに大きな紫色の張り型が挿入っているものや、父が母のおソソを指で開き、お實を舌でなめ回しているもの、母が父の巨大な肉棒を口で咥え、舐めているもの。母の背後から、父が覆いかぶさり、まるで犬のように後ろから挿入しているものなど…。

どの写真も淫らでいやらしくて、そして二人とも悦びと快感を貪っていた。

自撮りをしているせいか、数枚はピントがズレているものもあったが、真実には衝撃的な発見だ。

真実が知りたくて仕方がなかった男女の結合部分は、自分の両親によって思わぬ形で知らされてしまった。

どの写真も真実のキャパシティを遥かに超え、受け入れ難いものばかりだったが、その中でもこの1枚は、真実の心臓と脳を撃ち抜いた。

母が真っ赤なロープで拘束されている写真だ。

そう…、あの時見た雑誌のポスターの女のように。

両手は、頭上でまとめてベッドの冊に縛りつけられている。

乳房は上下に縛られ、飛び出している。

腹部は、まるで亀の甲のような模様に編み上げられ、両足は、M字に開かされて膝を曲げた状態のまま縛られている。

股間は剥き出しで晒され、ヘソの辺りからロープが二又に分かれ、大陰唇を押し開くように掛けられて、その口を閉じることはできそうにない。

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