覚醒
第15章 渦
フラフラと禁断の部屋から出た康太は、シャワーを浴びる気力もなく、ソファに倒れこんだ。
「…俺は一体何をやってるんだ…」
康太の頭の中は、後悔と自己嫌悪が渦を巻いていた。
茫然と天上を見つめていると、涙が一筋耳の方へ流れ落ちた。
『…真実が父親と…。こんなことがあっていいのか…。俺はこれからも、真実を愛せるのか?真実を抱く姿を父親に晒して…。真実は、あんな酷い事をされても父親に従ってた…。何故?真実は、俺を愛してるのか?俺達はどうなるんだ…』
様々な思いが、康太を攻め立てる。
「ウァ~ッ!」
渦を掻き消すように叫ぶ。
康太は起き上がり、テーブルの上のワインを何杯も煽った。忌まわしい現実から、酒のせいにして逃げ出したかった。
…いくら飲んでも酔えない…。
もう、ここにいちゃいけない。
康太は立ち上がり、家を出ようとしたその時、あの部屋から、話し声が聞こえた。
康太の足は、何故なのか、あの部屋に向かっていた。
部屋のドアが少し開いている。
隙間からそっと覗く康太。
ベッドに横たわる真実。ロープを解かれてはいるが、全裸のままだ。
その横に添うように聡が横たわり、真実の躰を撫で回しながら話している。
「真実、凄く淫らで美しかったよ。あんなにいやらしい姿の真実を初めて見たよ。いっぱいココを濡らして…。そんなに気持ち良かったのかい?ん?」
「ンァ~!…ええ…。パパに見て貰って、いっぱい感じちゃった…でも、パパのを挿入れて貰えなかったから、少し悲しかったの…」
「…彼の立派なモノを挿入れて貰ったじゃないか?欲張りだなぁ真美は」
「…だって…パパ…。私、パパの言う通りにいい子にしたわ。なのに…」
「…そんなにパパが欲しいのかい?でも、真実は、彼を愛してるんだろう?」
「ええそうよ…。康太君を愛してる。でも、パパも愛してるの。パパも彼も私の中では大切なの。だから、パパ、いつか、私のココにパパのも挿入れてね!」
「…真実、本当か?私を男として愛してくれているのか?父親ではなく、男として?」
「小さい頃から、私はずっとパパに女として、こんな風にしてもらうことを夢見てたの。でも自分でも気付かなかった。パパに初めてシテ貰ったあの日までは…」
「…真実、可愛い真実。愛してるよ。垣元君と一緒にこれからもずっと可愛がってあげよう」
「…俺は一体何をやってるんだ…」
康太の頭の中は、後悔と自己嫌悪が渦を巻いていた。
茫然と天上を見つめていると、涙が一筋耳の方へ流れ落ちた。
『…真実が父親と…。こんなことがあっていいのか…。俺はこれからも、真実を愛せるのか?真実を抱く姿を父親に晒して…。真実は、あんな酷い事をされても父親に従ってた…。何故?真実は、俺を愛してるのか?俺達はどうなるんだ…』
様々な思いが、康太を攻め立てる。
「ウァ~ッ!」
渦を掻き消すように叫ぶ。
康太は起き上がり、テーブルの上のワインを何杯も煽った。忌まわしい現実から、酒のせいにして逃げ出したかった。
…いくら飲んでも酔えない…。
もう、ここにいちゃいけない。
康太は立ち上がり、家を出ようとしたその時、あの部屋から、話し声が聞こえた。
康太の足は、何故なのか、あの部屋に向かっていた。
部屋のドアが少し開いている。
隙間からそっと覗く康太。
ベッドに横たわる真実。ロープを解かれてはいるが、全裸のままだ。
その横に添うように聡が横たわり、真実の躰を撫で回しながら話している。
「真実、凄く淫らで美しかったよ。あんなにいやらしい姿の真実を初めて見たよ。いっぱいココを濡らして…。そんなに気持ち良かったのかい?ん?」
「ンァ~!…ええ…。パパに見て貰って、いっぱい感じちゃった…でも、パパのを挿入れて貰えなかったから、少し悲しかったの…」
「…彼の立派なモノを挿入れて貰ったじゃないか?欲張りだなぁ真美は」
「…だって…パパ…。私、パパの言う通りにいい子にしたわ。なのに…」
「…そんなにパパが欲しいのかい?でも、真実は、彼を愛してるんだろう?」
「ええそうよ…。康太君を愛してる。でも、パパも愛してるの。パパも彼も私の中では大切なの。だから、パパ、いつか、私のココにパパのも挿入れてね!」
「…真実、本当か?私を男として愛してくれているのか?父親ではなく、男として?」
「小さい頃から、私はずっとパパに女として、こんな風にしてもらうことを夢見てたの。でも自分でも気付かなかった。パパに初めてシテ貰ったあの日までは…」
「…真実、可愛い真実。愛してるよ。垣元君と一緒にこれからもずっと可愛がってあげよう」