大野さんのバカ
第4章 4
Kazunari side
智が出て行った扉を
なんとなく見つめていた
潤「気になるなら見てきたら?」
潤くんがストレッチしながら笑って言う
和「いや…見つかっても面倒だし…」
どれだけ記者がいるかわからないし
またあることないこと言われても…ね
雅「じゃ,俺行って来よう!」
相葉さんが立ち上がるから
ビックリして反射的に立ち上がった
和「なんであんたが行くんですか」
俺だって一番に迎えてあげたいのに…
我慢してる自分が馬鹿みたいじゃん
翔「行っておいでよ,見つからないように」
翔くんは潤くんの背中を押して
なんだかんだイチャイチャしてるし
相葉さんは筋トレを始めただけだった
ったく,あんたたちは…
おせっかい…
和「行ってくる…」
不本意だったけど
その場に居るのも恥ずかしくなって
控室を出た
人に見つからないように
会見をやっている場所に向かって
一瞬姿を確認してから
すぐに物陰に隠れた
…何やってるんだ俺…
過保護か…
ツッコミを入れつつ待っていると
「頑張ります」
って声が聞こえて会見が終わった
マネージャーに付き添われて
神妙な顔して歩いてくる
声をかけるタイミングを伺ってると
智の方が俺に気づいた
マネージャーに何か話して
こちらに向かってくる
機材の陰に入り込んでる
俺の前まで来ると
俺を奥へ押しやって入り込んでくる
智「迎えに来てくれたの?」
ふにゃっと笑うから
なんとなく悔しくなって
顔をそらした
智「ありがと…緊張した…」
でも,そんなことを素直に言うから
手をギュッと握って
和「行くよ,本番…」
背中を押して控室へ戻った
智が出て行った扉を
なんとなく見つめていた
潤「気になるなら見てきたら?」
潤くんがストレッチしながら笑って言う
和「いや…見つかっても面倒だし…」
どれだけ記者がいるかわからないし
またあることないこと言われても…ね
雅「じゃ,俺行って来よう!」
相葉さんが立ち上がるから
ビックリして反射的に立ち上がった
和「なんであんたが行くんですか」
俺だって一番に迎えてあげたいのに…
我慢してる自分が馬鹿みたいじゃん
翔「行っておいでよ,見つからないように」
翔くんは潤くんの背中を押して
なんだかんだイチャイチャしてるし
相葉さんは筋トレを始めただけだった
ったく,あんたたちは…
おせっかい…
和「行ってくる…」
不本意だったけど
その場に居るのも恥ずかしくなって
控室を出た
人に見つからないように
会見をやっている場所に向かって
一瞬姿を確認してから
すぐに物陰に隠れた
…何やってるんだ俺…
過保護か…
ツッコミを入れつつ待っていると
「頑張ります」
って声が聞こえて会見が終わった
マネージャーに付き添われて
神妙な顔して歩いてくる
声をかけるタイミングを伺ってると
智の方が俺に気づいた
マネージャーに何か話して
こちらに向かってくる
機材の陰に入り込んでる
俺の前まで来ると
俺を奥へ押しやって入り込んでくる
智「迎えに来てくれたの?」
ふにゃっと笑うから
なんとなく悔しくなって
顔をそらした
智「ありがと…緊張した…」
でも,そんなことを素直に言うから
手をギュッと握って
和「行くよ,本番…」
背中を押して控室へ戻った