制服の魔法
第13章 離ればなれ
「あの花もそうなんじゃない?自分がわかってないよ。咲く季節とかね。君も。」
自分が解ってない?
変われてない…
「てね。行こ!」
ベンチに座った
「君はどうして干されてんの?俺、詳しく知らないから…」
『えと、特別科に入ったのは【奇跡の星】をたぶらかしたっていう噂が広まって…』
「ホントは何があって?」
『その…蓮くんにキスされて、ハマられた…カナ?//』
「【奇跡の星】か。」
気づいたら全て話してた
「夏目ちゃんはその人達に迷惑かけたくないんだね。」
『うん…』
「でも、もしかしたら心配させる方が迷惑なんじゃない?」
『心配…?』
「そだよ。ま、まだ言わなくてもいいけど」