制服の魔法
第15章 部屋にて
「夏目ちゃん、風呂どうする?俺はいつも皆が入ってから入るけど」
そっか。皆と一緒に入ってもまたそこで嫌な思いするもんね。
こっちもこっちで面倒だなんだ…
『私もそうします』
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結局みんなが入るのに凄く時間が長くて9時になってしまった
『いつもこんなに待ってるの?』
濡れた髪を拭きながら質問する
「うん。でも男子は比較的少ないから、あんまり待たないよ」
『ふーん』と言いながら水を手に取る
「そうだ。夏目ちゃんどこで寝る?…俺のベッドでもいいよ?」
この部屋にはベッドが1つしかなくて…
「一緒に寝るか…だめ?」
『は…はぃ』
何だかんだで一緒に寝ることになった
「もう、10時半だ。」
時計を見ると10時28分
『早いですね。私達、卒業するときどうなるんでしょうか』
「大丈夫だよ。夏目ちゃんは卒業出来る」