テキストサイズ

制服の魔法

第20章 もう遅いよ…


「蓮はウザがってたんだけど、輝は話に乗ろうとしたり、お金も貸したりもした。」

『あ…凄い優しいね……』

「でも蓮は続けてさ、それはまぁ、学校にバレるよな。写真が出回ってて。」

「でも輝は、これが自分だって言ったんだ。多分、蓮の親にこれが知られると蓮は親からの暴力で、もっと苦しい道に行くと思ったんだろうね」

『じゃあ輝くんは…?』

「自分に罪が全部きてた。でも僕らは事情を知ってたから力でどうにか退学は防いだんだ。そっからは蓮と輝は絶縁したんだよ。」

『じゃあ…許してないってことは恨んでるの?』

「うーん、悔しかったんじゃない?プライドが。」


確かに。プライド強そうだなー。
でも、水森くんはわるくないのにな。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ