制服の魔法
第43章 緑色
『…んッ』
起きたときはもう23時過ぎだった。
服は着せられていて、掛け布団がかかっていた
『ずっと寝てたんだ…』
部屋は暗く、静かだ
『お風呂入んなきゃ…』
すると…
ドアから織人くんが出てきた
「…起きたのか?」
『えっ、うん……今からお風呂に入ろうと…』
「今日は…だめだ、俺が先に行く。」
『そう…』
私はきっと浮かない顔をしていたのだろう
「チッ……先、入るか?」
『うん!…でも、何で早く入らなきゃ駄目だったの?』
「テストだ。お前はいいのか?勉強。蓮達はもう寝たぞ?」
そんなの聞いてないよ!
赤点まっしぐらじゃん!